病児保育施設よりも病児対応ベビーシッター?どちらがいいのか比べてみました!|ベビーシッターのススメ

病児保育施設よりも病児対応ベビーシッター?どちらがいいのか比べてみました!|ベビーシッターのススメ

子供が急な発熱…でも病児保育が空いてない!

お子様が病気に!でも仕事は休めない…こんなときどうする?

ベビーシッター 病児保育

 

こんにちは!今回はお子様が突然体調を崩した時のお話です。
お子様が突然発熱!なんて、本当によくある話ですよね。

保育園や幼稚園では、お子様が37.5℃以上の体温があれば、
お母さん、お父さん、保護者の方に連絡が行き、お迎えに行かなければなりません。

そもそも登園前にすでに熱がでていたなど体調が良くない場合は、登園すら拒否されてしまいます。

せめて、近所に祖父母や親戚など頼れる人が住んでいて、
面倒を見てもらえれば1番いいのですが、なかなかこのご時世です。
そんなにうまくもいきませんよね。
現に都市部ではご実家から離れて住まれている方が大半だと思います。

お仕事をされているお母さん、お父さんだったら、
お子様が発熱や流行り病などの体調不良を訴えるたびに休みや半休を取るの、結構きついんですよね…

しかも共働きだとしても、大体対応するのはお母さん。
「今日休みます」「子供が熱出したので迎えに行きます」が続いたら、職場の方からもキツイ視線を送られることも…。
正直、有給休暇もいくらあっても足りません。
それも1日でケロっと治ってしまう場合もありますが、長引くと1週間以上かかってしまう場合も…。

そんな職場からの雰囲気に耐えられず、退職せざるを得なくなってしまう方もいらっしゃいますよね。

お仕事も育児にも一生懸命頑張るお母さん、お父さんを応援したくて、
今回、このベビーシッターサービスはどんなものなのか、をご紹介していきますね。

お子様がかかりやすい病気って?

ベビーシッター

まず、お子様のかかりやすい病気をまとめました。
まだこれかかったことない!こんな病気あるんだ!という病名がありましたら、
今からチェックしてみてくださいね。

【麻疹(はしか)】
初期症状
くしゃみ、鼻水、せきなど風邪のような症状と、38度以上の高熱。他にも大量な目やに、鼻水も。
頬の内側に出る白っぽい斑点(コブリック班)がはしかの特徴です。
3~4日続いた高熱が一度下がった頃に、体に赤い発疹が出てきてせきもひどくなります。
だいたい10日前後で症状は治ってきますが、体力が回復するには時間がかかります。
ホームケア
解熱剤や抗生物質など、処方された薬は指示通りに使い、水分を十分に飲ませます。
はしかは合併症に最も注意してあげてください。
泣きながら手を耳にもっていく(中耳炎)、せき込みが激しい(肺炎)、ぐったりしている(脳炎)など…。
そんな時は、迷わず通院中の病院へ急ぎましょう。念の為入院の指示が出ることもあります。

【風疹(3日ばしか)】
初期症状
鼻水など、風邪のような症状と、はしかと同じように38度前後の熱があります。
赤くて細かいあせものような発疹が出ることもありますので、すぐに病院へ連れていきましょう。
病院では耳や首の後ろのリンパ節を触って、腫れていると風疹と診断されます。
ホームケア
はしかのように解熱剤や抗生物質を使わなくても、名前の通り3日程度で治ります。
熱や発疹がほとんど出ないケースもあります。食欲もあまり落ちませんが、熱が出ている場合は水分を多めに摂らせてください。
もしもお母さんが妊娠中の場合、念の為お子様から感染していないか確かめて貰うことをおすすめします。

【水痘(みずぼうそう)】
初期症状
水疱瘡はとっても感染力が強いので幼稚園や保育園で流行していたら要注意。
熱は大体37~38度の間です。あせもよりずっと大きい、かゆみを持つ赤い発疹が特徴的。
発疹は赤い発疹→水泡→黒いカサブタの順に変化します。1~2週間で発疹が全部カサブタになって治ります。

ホームケア
発疹の出る場所や数には個人差があり、頭皮や口の中、肛門の周りなどに出ることもあります。
早期に飲むと症状が軽く収まる薬もあります。かゆみ止めの軟膏が処方されたらきちんと塗り、かきむしってばい菌が入らないように爪を短く切ります。
許可が出ていればお風呂に入れますが、発疹のところを強くこすらないように洗い、入浴後はタオルを抑えるように当てて拭いてください。

【おたふく風邪(流行性耳下腺炎)】
初期症状
耳の下からあごにかけて痛むので、お子様の食欲が落ちたり不機嫌になったりするかも。
熱は38度前後で、耳の下が腫れぼったくなっているのでおたふく風邪だとわかりやすいかもしれません。
腫れ方はいろいろで左右ともに大きく腫れる子、片方だけ腫れるケースも。
ホームケア
高熱のときは医師の指示で解熱剤を使います。
口を動かすと痛がって食欲が落ちるので、簡単に飲み込めるように調理してご飯をあげましょう。
あごの腫れは冷すとラクになります。お風呂は許可があれば入浴させてかまいません。
まれに、無菌性膜炎髄(高熱・頭痛。嘔吐)、卵巣炎(女の子/おなかを痛がる)、精巣炎(男の子/おちんちんのあたりを痛がる)、
また難聴になることがあります。気になる症状があるときは早めに病院で相談しましょう。

【溶連菌(ようれんきん)感染症】
初期症状
こちらも高熱と喉の痛み、頭痛や腹痛を伴うこともあります。
発熱から数日たつと、赤い小さな発疹が首、手首、足首から全身へと出てきます。
発疹の出方で医師は診断がつきますが、舌が真っ赤になるいちご状舌が、この病気の大きな特徴です。
ホームケア
細菌が原因なので抗生物質を処方されます。指示通りの期間(普通は10日間ぐらい)きちんと飲ませます。
症状のある間は幼稚園や保育園は休ませて下さい。(以前は「しょう紅熱」といって法定伝染病でした)。
急性腎炎リウマチ熱を合併することがあり、薬を飲み終わってから2~3週間後にきちんと検査を受けて下さい。

【手足口病】
初期症状
手足口病やヘルパンギーナは夏風邪です。
初夏〜夏にかけて保育園や幼稚園で流行します。手のひらや足の裏に小さな水泡ができるのが特徴的ですね。
口を開けさせると口の中にもこの水疱が見られます。おしりやひざにできるパターンも。
熱はほとんど出ないか、出ても38度以下。たいていは解熱剤などを使うことなく自然に治ります。
ホームケア
熱もなく本人が元気ならお風呂にも入れますし、ふつうに生活してかまいません。
ただ、口の中の水泡が破れるとかなり痛いので食欲が落ちるでしょう。
酸味を避けて薄味で、やわらかくて冷たい食事を与えましょう。飲み物を冷たくして与え、脱水を防ぎます。
まれに、髄膜炎や脳炎を起こすことがあり、頭痛、嘔吐、けいれん、眠ってばかりいる、などの症状がある場合は急いで病院へ受診して下さい。

【ヘルパンギーナ】
初期症状
高熱と喉にできる水泡が主症状です。ごはんを食べたり飲み物を飲むときに、嫌がったり泣いたり不機嫌になったらこの症状を疑ってください。
熱を測ると38度以上の高熱が出ています。水泡が破れて潰瘍になると水も飲めなくなりますが、症状が強いわりには数日でケロッと治ります。
ホームケア
とろとろなおかゆやオートミール、野菜スープ、アイスクリーム、プリン、甘いゼリー(酸味はしみます)などの
やわらかくて冷たい食べ物を与えます。水分も甘くて冷たいものなら飲みやすいでしょう。
水も飲めなくなると脱水が心配ですので早めに受診させて必要なら点滴などで脱水を防ぐ治療を受けましょう。
まれに、髄膜炎を起こすことがあります。頭痛や嘔吐などがある場合は要注意です。

【伝染性紅斑(りんご病)】
初期症状
ほっぺたがりんごのように真っ赤になるのでりんご病。腕やふとももを見るとレース状に赤くなっていることもあります。
熱はほとんどでません。
ホームケア
まれに関節炎などを起こすこともありますが、たいていは真っ赤なほっぺたをしているだけで元気がいいので、
通園やお風呂などを含め、普通に生活できます。
ただ免疫のないママが妊娠中なら要注意。胎児に影響する心配もあるので、産婦人科で相談しましょう。

今回取り上げた以外でも、
ロタウイルスやノロウイルス、インフルエンザなど、季節によって子供は様々な病気にかかります。

体が弱いお子様だと月に何度も体調を崩すこともありますよね。

☆こちらも参考にしてみてくださいね!
【季節ごとに気をつけたい】子どもがかかりやすい病気とは?

流行りやすい感染症と対策|日本学校保健会

 

病児対応ベビーシッターサービスと病児保育施設、どちらがおすすめ?

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大切なお子様が病気に。でも仕事が休めない。近くに預けられる人や頼れる人もいない。
そんなとき、あなただったらどうしますか?

病児保育とは?

病児保育とは、児童が病中又は病気の回復期にあって集団保育が困難な期間、
保育所・医療機関等に付設された専用スペース等において保育及び看護ケアを行うという保育サービスです。
対象となる児童の年齢や病状等の要件は、区市や施設によって異なります。
感染力の高い病気の子供は、きちんと隔離してくれる病児保育施設もありますが、
やはり違う病気をもらって帰ってきてしまうことも・・・。

(引用元:東京都の病児保育・病後児保育施設一覧http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/byoji_byogoji/byouji.html)
引用元に東京都の病児・病後児保育施設一覧が載っていますので、参考にしてみてくださいね。

病児保育を実際に利用した皆さんの感想を集めてみると…

病児保育のメリット

・安心して預けられる
やはり病児保育専門の施設では、病気のお子様、体調不良のお子様の対応・ケアに慣れた経験豊かな職員の方が、
きめ細やかにお子様を見てくださるので、安心できるという点が1番のメリットです。

そして専門のクリニックや病院と併設していますので、
もしも病児保育中にお子様の病状や体調が急変してしまってもそちらに受診させて貰えます。

そして迎えに行った歳に、検温、飲んだもの、食べたもの、どんなことをして過ごしたかなど
お子様の様子を細かく記録したものを渡してくれます。
これでお母さん、お父さんも安心できますよね。

・隔離して保育してもらえる
なん部屋か用意されている場合もあり、感染性のある病気によって
部屋を分けて保育して貰えるので他のお子様に病気を移してしまうこと、逆に移されてしまうことを
極力避けられることができます。病児保育ならではな対策だな、と感じました。

病児保育のデメリット

・なかなか予約が取れない
そこまで病児保育の施設の数がたくさんある!というわけではありませんし、
病児保育という仕様上、受入人数も数人程度です。キャンセル待ちがデフォルトな病児保育施設も。
病気が一斉に流行るシーズンは、予約が殺到してしまってお断りされてしまうケースも…

・他のお子様の病気をもらってきちゃう
上記のように、病気や病状によって保育してくれる部屋を分けている病児保育施設もありますが、
どんな病気でもごっちゃ混ぜになっている病児保育施設もあるようです…
体調の悪い子同士で集まっているので、いろいろな病気をもらい放題です…
このような病児保育施設は不安になりますね。

・預かってくれる時間が短い
病児保育は、普通の保育園や幼稚園と違って保育時間が短めになっています。
なのでフルタイムで働いてるお母さん、お父さんにとっては、
少々お仕事時間を調整してもらわないといけないかもしれません。
結局、半休をとったり時短勤務、早退させてもらわないと厳しいかもしれません。
延長保育などもありませんので、注意が必要です。
ちなみにこちらの町田市のクリニック併設病児保育施設は、平日は17:30まで、土日祝はやっていません。
大体どこの病児保育施設もこのような時間形態になっていて、休日は土曜の午前中だけしか利用できないというところがほとんどです。
病児・病後児保育|まちだ子育てサイト

☆こちらもチェック!
1歳娘を初めて病児病後児保育室に預けた感想をまとめてみる

ベビーシッターサービスとは?

ベビーシッター 病児保育

ベビーシッターサービスは、ベビーシッターが利用者さまの御自宅に伺って、
そのままお子様のお世話をするというもの。
お世話と言ってもお風呂に入れてくれたり、寝かしつけをしてくれたり、ご飯を食べさせてくれたり、
様々なあそびでお子様を満足いくまで遊んでくれたり、ベビーシッターの出来ることは多岐に渡ります。
また、ベビーシッターによっては簡単な家事(料理、掃除、洗い物、買い出しなど)もお願いすればやってくれますし、
また運動、音楽、図工、体育、英会話などのお稽古ごとを教えてくれるベビーシッターも。

そして病児保育・病後児保育対応のベビーシッターもいるので安心です。
もしもお子様の容態が悪化したときも病児対応ベビーシッターがそのままかかりつけの病院やクリニックを受診させてくれます。

病児対応ベビーシッターは資格や免許などは必要ありませんが、元保育士、元幼稚園教諭、
元看護師、また幼児保育や看護系の専門学校や大学に通う学生
育児を終えたベテランママさんなどが登録していて、知識や経験などを見ても、
正直家族や親戚などの一般人にお任せするよりも確実に安心です。

病児対応ベビーシッターサービスのメリット

・マンツーマンで対応してくれる
例えば3人兄弟につき1人のベビーシッターを。というご利用でも勿論かまいませんが、
基本的に1人のお子様に1人のベビーシッター。
どんな病状の変化にも気がつくことができるので安心して任せられますし、
病死保育施設と同じように、細かく1日のお子様の様子を記したシートを貰えたり、
病児対応ベビーシッターによっては数時間後とにお子様の写真をお母さんの携帯電話に送ってくれることも。

・体調の悪いお子様を外出させないで済む
病児保育施設、幼稚園、保育園と違って、病児対応ベビーシッターサービスは御自宅に来てくれて、
そのままお世話や保育ができるので慣れない環境に体調の悪い、病気のお子様をおくよりは、
はるかに安心安全ではないでしょうか?
更に病児保育施設や幼稚園、保育園と違って他のお子様に会うことはないので、他の病気を移されることはありません。

・時間も気にしなくてOK!
不規則な時間に働いているお母さん、お父さん、
残業当たり前の職場で働いていて帰宅時間が読めないお母さん、お父さんらっしゃると思います。
でもベビーシッターサービスは時間にも融通が効きます!
ベビーシッターによっては延長保育もOKですし、夜間に対応してくれるベビーシッターもいます。
勿論土日だってベビーシッターなら守備範囲内です。
病児保育施設は土日祝は空いていないことの方が多いので、土日は病児対応ベビーシッターに、と
決めておくのもいいかもしれませんね。

ベビーシッターサービスのデメリット

・資格や免許を持っていない
上記でも述べましたが、ベビーシッターは免許や資格がなくても働けます。
なので、「資格もない人に任せられない!不安!」という方には、向かないかもしれません。
勿論中には上記でも述べたように看護師資格保健師の資格を持つ病児対応ベビーシッターも勿論います。
「資格がないと・・・」という方は、そういった資格を持つ病児対応ベビーシッターを探してみてくださいね。

ちなみに、病児対応ベビーシッターでも病気によっては受けてもらえないものもあります。
事前にご確認をお願いしますね。

病児対応ベビーシッターサービス、いかがでしたでしょうか?

ベビーシッターとは

本当に病児保育施設は予約が取りづらい!と聞きますので、
お子様の急な病気、体調不良にはぜひ病児保育対応のベビーシッターサービスをご活用ください!
お子様の病気や感染症を妊婦のお母さんや兄妹に移したくないときでも、病児対応ベビーシッターサービスを利用していただければ、
家庭内感染が極力防げるのでおすすめします☆

お子様の病気や感染症などの質問も病児対応ベビーシッターに投げかけてみるのもいいともいます。
百戦錬磨なのでいいアドバイスが頂けるかもしれませんよ^^

もしよろしければ、病児保育施設だけではなく、病児対応ベビーシッターサービスも検討してみてくださいませ☆