ウォーターサーバーで使われる2種類の水を徹底比較!|天然水とRO水の違いとは?

ウォーターサーバーで使われる2種類の水を徹底比較!|天然水とRO水の違いとは?

ウォーターサーバーで使用する飲料水は、大きく『天然水』と『RO水』の2種類があるのをご存知ですか?

 

毎日飲む水だからこそ、しっかりと違いを知っておきたいところ。

 

「どっちがおいしく飲めるの?」
「体に良いのはどっち?」

などなど、あらゆる疑問を解決していきます。

 

 

◆天然水とは地下水を飲料水用に処理した水

ウォーターサーバーの水といえば『天然水』。

富士山や朝霞高原、海外のものまで、会社ごとに採用している水が異なるのも面白いところのひとつであり、頭を悩ませるポイントですよね。

 

私たちが飲む天然水とは、汲み上げた地下水から不純物を取り除いたり、加熱処理して殺菌したりした水のことで、自然由来の豊富なミネラルが含まれています。

 

ウォーターサーバー各社が提供している天然水は、もともと自然の力によってろ過されたキレイな水であること、そして、水質が良く、ミネラルバランスの良い国や地域を厳選して採水したものなので、水道水と比べてとても美味しく感じる水が多いです。

 

採水場所によって味が全く異なるので、飲み比べてみるのもオススメ!

 

例えば、コスモウォーターでは、取り扱っている『富士の銘水 富士の響き』・『奥京都 古都の天然水』・『日田天然水 日田の誉』の3種類をいつでも変更可能です。

 

気分転換したいときに変更できるのって嬉しいですよね!

 

 

〇処理の仕方で天然水は呼び名が変わる

天然水=ミネラルウォーターというイメージが定着していますが、採水した後、どのように処理をするのかによって呼び名が変わります。

 

 

品名 原水 処理法
ナチュラルウォーター 特定の水源※から採水された地下水(注1) 沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの
ナチュラルミネラルウォーター ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(注2)
ミネラルウォーター 品質を安定させる目的等のためにミネラルの調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの
飲用水又はボトルドウォーター 上記以外の飲用水 規定なし

(注1)特定の水源とは、水質、水量において安定した地下水の供給が可能な単独水源をいう。

(注2)鉱化された地下水とは 地表から浸透し 地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機 (注2)鉱化された地下水とは、地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機

 

(出典:農林水産省|ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン

 

 

◆RO水とは人工的にデザインされた水

RO水という言葉をはじめて知ったという方もおおいのではないでしょうか?

 

RO水とは、『RO膜(逆浸透膜)』という0.0001ミクロンのフィルターによって不純物やミネラルを可能な限り取り除いたピュアウォーター(純水)のこと。

 

純粋のままでは当然おいしくありません。

そこで、各社は味の違いを生むミネラル成分を人工的に付加して販売しています。

 

一見、天然水の方が良いもののようにも感じますが、バランスよくミネラルが配合されていたり、日本人の味覚に合うように調整されていたりするのでおいしく頂けます。

そういった意味では『デザインウォーター』と言ってもいいかもしれません。

 

ちなみに、RO水は水道や河川から採水していることもしばしば。

 

水質にこだわりがある方は、人の体液に近いとされる海洋深層水のミネラルを加えたものなど、付加価値のあるRO水を提供しているウォーターサーバーがオススメです。

 

 

◆天然水とRO水はどっちを選ぶ?4項目の比較でチェック

天然水とRO水は、どちらも飲用にしっかりと処理されているので安全性は問題ナシ。

 

では、どのように決めればいいのでしょうか?

以下に、それぞれの特徴をまとめました。

 

価格 安全性 成分 ボトル
天然水 高い 天然由来のミネラル 使い捨てが多い
RO水 安い なし、もしくは人工的に付加 回収が多い

 

上記の比較で気になるのが「価格」と「安全性」、「ボトル」ですよね。

それぞれどのように違うのかを見ていきましょう。

 

 

〇価格の違い

ウォーターサーバーを利用している二人暮らしの方の基準となる24リットルで比較してみると、天然水とRO水の価格は以下のようになります。

 

・天然水:4,000円前後
・RO水:3,000円前後

 

天然水とRO水では、1,000円近く価格に差があるようです。

 

RO水が安い理由は、水源に関係なく安定したおいしさを作れるため。

 

天然由来のミネラルは不純物などと一緒に取り除き、一度ピュアウォーターとするので、水源本来の味や成分にこだわらなくても安全安心で安定した飲用水が作れるRO水ならではのメリットが価格を下げています。

 

天然水の場合は、採水方法などによってRO水よりも価格が上がりますが、体への吸収率が高いとされる天然由来のミネラルを手軽に摂れること、そして自然の味を楽しめることが最大のメリットです。

 

 

〇安全性

天然水とRO水は、どちらも基準値を超える汚染物質は含まれないため安心して飲むことができますが、H2O以外の成分を限界まで取り除いたRO水と比べると、天然水はごく微量の不純物が混ざっている可能性も否定できません。

 

 

〇ボトルは2種類ある

ウォーターサーバーのボトルには、『リターナブル』と『ワンウェイ』の2種類があります。

 

リターナブル
ボトル回収の専門スタッフが空のボトルを回収します。回収したボトルは洗浄された後に再利用されています。
ワンウェイ
使い捨てのボトルのことで、水を使いきったら資源ごみとして処分できます。

 

RO水を提供しているウォーターサーバー会社の多くが採用しているリターナブル方式の水ボトルは、ゴミが出ない反面、回収業者が来るまで部屋に置いておかなければならない点を考慮しなければなりません。

 

その点、天然水を提供している会社が採用しているワンウェイ方式の水ボトルは、一般ごみとして捨てられる点がメリット。最近では小さく畳めるものも増えました。

 

 

◆水の味を決めるミネラルってなに?

 

天然水は国や地域によって、RO水は会社によって味が異なります。

 

それぞれの味・のど越し・舌触りを左右するのがミネラル。

ミネラルの含有量によって、軟水・硬水にも分かれます。

 

 

〇ミネラルとは

五大栄養素にも数えられるミネラルは、「酸素」・「炭素」・「水素」・「窒素」以外のもので、体の機能を正常にし、不調を防ぐ上で重要な役割を担っているものの、体内では合成することができないため、食事を通して摂取する必要があります。

 

なかでも、人の身体を維持するために欠かせない必須ミネラルが16種類あるんですよ。

 

【必須ミネラル】

・ナトリウム・マグネシウム・リン・硫黄・塩素・カリウム・カルシウム・クロム・マンガン・鉄・コバルト・銅・亜鉛・セレン・モリブデン・ヨウ素
(参考:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所|ミネラルについて

 

ミネラルの含有量は水源ごとに異なり、また、含有量によって軟水と硬水に分かれるため、おいしく感じる水や体に合う水も人によって違ってきます。

 

 

〇軟水と硬水の違い

ミネラルのうち、カルシウムとマグネシウムの含有量によって「硬度」という基準が設けられていて、1リットル当たりの含有量で「軟水」と「硬水」に分かれています。

 

区分 硬度
軟水 60mg未満
中程度の硬水 60mg以上120mg未満
硬水 120mg以上180mg未満
非常な硬水 180mg以上

 

(引用;WHO|飲料水水質ガイドライン

 

「海外に行ったら水がおいしくなかった」という経験談を耳にしますよね。

実は、これも水の硬度が関係しているんですよ。

 

日本の水源は軟水、もしくは軟水に近い中程度の硬水が多く、また、味に独特のクセが無いため軟水の水の方が日本人には飲みやすく感じます。

胃腸に負担が掛かりにくいので、赤ちゃんのミルク用途にも安心です。

 

硬水は硬度が高いことから苦みを感じることが多いですが、料理で使う場合は肉などの動物性食品の臭みが取れやすかったり、肉を柔らかくしたりといったメリットがあります。

 

硬水は胃腸に負担が掛かってしまうので、赤ちゃんやペットには適しません。

 

 

◆はじめてのウォーターサーバーでオススメの水

ここまで水の違いについてご覧いただきましたが、「結局どれがいいんだろう?」と疑問が拭えない方もいらっしゃるかと思います。

 

はじめてウォーターサーバーを契約するときのオススメの水を以下にまとめました。

 

おすすめの水
水の種類 日本の天然水
水の区分 軟水
水ボトル ワンウェイ

 

軟水の天然水は、日本人好みのものが多く飲用や料理にも使いやすいです。
また、リターナブル方式の水ボトルは、回収日まで空の容器を部屋に置いておかなければならないため、一般ごみとして捨てられるワンウェイ方式の方が利便性があります。

 

 

◆まとめ

ウォーターサーバーを契約するときに悩んでしまう水。

せっかく体に良くておいしい水を手軽に飲める環境を作るなら、自分や家族に合ったものを選びたいですよね。

 

ウォーターサーバーを契約する際は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。